日本最南端の八重山諸島は石垣島を中心に、竹富島、小浜島、黒島、新城島、西表島、由布島、鳩間島、波照間島と与那国島から成っており、他にも幾つかの無人島も含まれています。
これらの島々は沖縄本島から離れているため、人口も少なく南国特有の自然に囲まれ非常にゆったりとした時間が流れています。
西表山猫で有名な西表島では仲間川のクルージングでマングローブを見ることができます。
西表島から由布島へは浅瀬を水牛車で渡りますが、途中添乗員が三線(蛇皮線)を弾きながらユンタを歌ってくれます。
また竹富島は水牛車で島内巡りをすることができ、狭い道を水牛が上手に観光客を乗せた荷車を引いてゆったりと歩みます。
環境保全地区に指定されているため、昔ながらの石を積み上げた独特の塀やオレンジ色の屋根の家々が建ち並んでいて、その屋根の上には漆喰で作ったシーサーが一体、思い思いの形や表情を見せています。
祭りが近くなると家々から三線(蛇皮線)の練習の音が聞こえてきます。
一つ一つの島は小さいので短時間で回ることができますし、どの島も珊瑚礁に囲まれて晴れた日には海の色が七色に見えることもあり、本土では決して見ることができない一番の魅力です。
また夜には南十字星を中心に美しい星空が見られることも南国ならではの魅力です。